すべては一杯のコーヒーから

著者
出版者
新潮社
価格
¥1,365

つぶやき

情熱
松田氏が男前だからという理由で読んだ本。とにかく痛快。

評価・詳細レビュー

(5.0点)
もう10年近く前の本なのですが、前々から読もうと思っていて今更ながら読みました。

本全体を通して改めて何かを成し遂げる際、”情熱”の大切さを実感しました。特にタリーズを日本に持ってこようとし、できる限りの手段を尽くしようやく千載一遇のチャンスを手にしたあたりは読んでいて胸が熱くなりました。

この本を通してすっかり松田さんのファンになりました。今は議員をやっているとのことなのですが、これからは日本の政治に新しい風を吹きこんでくれるよう期待しています。

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(4.0点)

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引用

私の肩書きは、いまだにタリーズコーヒージャパン代表取締役社長兼「チーフバリスタ」としているのである。 ― 234ページ
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プレスプレビューでは、実際に新しくコーヒーショップが開店したと勘違いして、入店しようとしたお客様も結構いらした。しかし「マスコミ関係者のみ」ということで、一般客をすべて締め出ししかなかった。そうした光景を目の当たりにして、私は居たたまれなかった。 「お店はお客様のものなのだ。それなのに・・・・」 そう考えると、不満が募った。
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日本にはアメリカの二大ハンバーガーチェーンが進出したが、「マクドナルド」だけが大成功して、「バーガーキング」は無惨な撤退に終わっている。その理由は、バーガーキングが大手資本と組んで日本に進出を試みたのに対し、マクドナルドは「藤田商店」を率いる藤田田という当時、無名の経営者だった人物に期待したからなのだ。
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