空色勾玉 (徳間文庫)

著者
出版者
徳間書店
価格
¥720

つぶやき

上橋菜穂子が荻原規子・佐藤多佳子と鼎談していたのを読んで、「そろそろ読んでみるか…」とやっと思った。有名すぎると手に取れなくなる性質で…。
文体が苦手かもと感じて最初はスローペースだったけど慣れたらあっという間だった。
それにしても狭也…モテすぎ!w

評価・詳細レビュー

(4.0点)

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(4.0点)
ガール・ミーツ・ボーイ的冒険譚。
狭也(さや)や稚羽矢(ちはや)はともかく、輝(かぐ)とか闇(くら)とか王たちの名前とか、とにかく読み慣れない漢字がいっぱい出てきます。最初は特に王が誰が誰だかわからなくなりましたがだんだん慣れましたw
序盤のふわふわした狭也にちょっとイライラしましたが、中~終盤の戦の辺りから引き込まれてどんどん読みました。とはいえ最初からテンポはいいので飽きずに読めたと思います。

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引用

輝の大御神の双子の御子と闇の氏族とが烈しく争う戦乱の世に、闇の巫女姫と生まれながら、光を愛する少女狭也。輝の宮の神殿に縛められ、地底の女神の夢を見ていた、〈大蛇の剣〉の主、稚羽矢との出会いが、狭也を不思議な運命へと導く……。神々が地上を歩いていた古代の日本〈豊葦原〉を舞台に絢爛豪華に織り上げられた、日本ファンタジー最大の話題作、待望の文庫化!
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