ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する (Harvard business school press)

分析のツールとフレームワーク
戦略キャンパス
第一のねらい:既存の市場空間について現状を把握すること。これを通して、競合他社が何に投資しているか 、各社が製品、サービス、配送などの何を売りにしているか、さらには、顧客はどのようなメリットを享受しているか、 などが理解出来る
第二のねらい:業界の戦略キャンパスを大胆に塗り替える為の視点が見えること。 競合他社から代替産業へ、既存顧客から非顧客層へと戦略の焦点を切り替えれば、業界にとっての重要課題 が何であるかを見極める方法、ひいては、業界の枠組みにとらわれずに買い手にとっての価値を組み立て直す方法 が見えてくる
四つのアクション
取り除く:業界の常識として製品やサービスに備わっている要素のうち、取り除くべきものは何か
減らす:業界標準と比べて思い切り減らすべき要素は何か
増やす:業界標準と比べて大胆に増やすべき要素は何か
付け加える:業界でこれまで提供されていない、今後付け加えるべき要素は何か
アクション・マトリックス
四つのアクションをマトリックスで表現することにより ・価値とコストのトレードオフから開放され、差別化と低コストを同時に追求できる ・「増やす」「付け加える」にばかり躍起になって高コスト化を招き、製品やサービスにあれもこれも盛り込み過ぎて いる企業(よくある状況である)に、たちどころに警鐘を鳴らす ・あらゆる階層のマネジャーにとって理解しやすい為、活用率が高い ・マトリックスを何とか埋めようとして、業界での競争要因すべてについて詳しく調べるため、無意識の前提に気づく 機会が生まれる。
優れた戦略に共通する三つの特徴
価値曲線を深読みする
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差別化、低コスト、コア・コンピタンス、ブランディング…。これまで数々の「戦略」がもてはやされてきたが、ライバルと同じ市場で戦うかぎり、どれほど巧妙に戦略を練ったところでいずれ消耗戦を強いられることになる。血みどろの戦いが繰り広げられるこの既存の市場を「レッド・オーシャン(赤い海)」と呼ぶのなら、いま企業がめざすべきは、競争自体を無意味なものにする未開拓の市場、「ブルー・オーシャン(青い海)」の創造だろう。本書は、T型フォードからCNN、セメックス、ニューヨーク市警察、シルク・ドゥ・ソレイユまで、過去120年間30以上の業界で生み出されてきたブルー・オーシャンの調査結果をもとに、未知の市場空間を創造し、差別化と低コストを同時に実現するための戦略を説き明かした画期的な書である。
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