東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫)

著者
出版者
筑摩書房
価格
¥651

つぶやき

自己のジェンダー感がどのようなものか、問われている気がした。

評価・詳細レビュー

(4.0点)
1.知識を持つことにより、騒いで、威圧することで相手を黙らせようと思わなくなる、という当たり前のことを再確認。

それは、相手の論理を見て対象化し、それを論破するためのものであった、ということを知った。
酔っぱらって絡んできた知らないオヤジに対して、最近は特に威圧的に語ることで自分の意見を聞かせようと頑張っていたけど、どのように対応すればよいのか、ちょっと研究してみる。
まずは、そのために、自分の理論の枠組みを構成し、その背景的知識を身につけることが必要。

2.知の独占について、最近ぼんやりと考えていたことについても。
大学・研究機関が税金なるものを使用して存続しているのだから、そこで生まれた知は当然、国民に還元されるべき。
例)教育学や心理学の理論を、学校ではなく家庭に活かすことも可能ではないのか。
それがなされないのは、方法がないのか、必要がないと考えられているのか、難しくてできないのか。
実現することで、社会は豊かになると夢想。
(注:みんなが議論に強くなるべき、という理論ではない。)

3.研究とはやっぱり「無知の知」に始まり、それに終わるのですね。

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