ピエタ

著者
出版者
ポプラ社
価格
¥1,575

評価・詳細レビュー

(3.5点)
ピエタの娘達の美しさ、人としての真摯さは否定しようがない
そういう時代の生き方のもせいなのか、彼女らを育てた境遇のせいなのか
その時代の娘達の真摯さ、真摯であることこそが生き甲斐であった時代
自分たちで努めて真摯であろうしたわけではないだらな・・・

メインに押し出され娘、、、ずいぶんの年配の娘達ではあるのだが
皆正直に自分らしく生きようと苦労?否、苦労はなかったろう
娘達の真摯さの中心には決して清廉潔白ではない先生がった
世間で言う清廉潔白と、世間の目から見る潔白と、純真な娘達にとっての
悪意無く生き方に正直でらざるを得なかった先生=一人の男
彼を慕うキモチにウソはなく、、、やはり大島真寿美の描く女性像は
ベネチアの時代の女性であっても現代でも主人公の力強さを失わず

ああ、昔も、現代も、女性こそがメインキャストとしての役割を果たし
だらしない男がキーとなって娘達の存在感が押し出される構図
これは現代において当分続くだろうか・・・

といいつつ、これだけ自由奔放で自由な生き方をする先生は
最初から無くなったところから始まっていて、それを慕う彼女らの真摯さ
とてもこの強さにはオトコ達は達は太刀打ち出来ないね

ビバルディ先生のように生きるのは僕はシガラミやとらわれごとが多すぎる
だから、、、いい加減に生きることは、今や時代の主事項の娘達の幻滅しか生まない

このままでいいのだろうか・・・

とらわれごとやしらがみにとらわれ続け
自分にとってガマンだけの不自由な生き方を強いられ続ける
それしか今となっては戻ることも出来ず
ぱーっと投げ出して無責任な人生を送る
でもその自由で自分医こそ正直な人生は、本当のじんせいなんじゃないだろうか

今からでも何事にもとらわれない人生を取り戻せるだろうか
それにはピエタの娘達・・・とらわれごとのない娘達の理解がひつようだ

転職できたらいいなぁ、、、ちょっとこの歳ではむずかしけども

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