なぜ美人ばかりが得をするのか

著者
出版者
草思社
価格
¥1,995

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美しさを感じるのはなぜか。進化心理学的に説明した本。表面的な刺激から生得的に感じ取ってしまう「美」について客観的に知って、人間の深みから感じる「美」を感じ取れるようにしようと結んであった。

評価・詳細レビュー

(4.0点)
美しさを感じるのはなぜか。進化心理学的に説明した本。乳幼児は美人を長く注視するから始まり、美しさが持つ生物学的なサイン(健康であり、生殖能力が高いとか)の話とかいろいろ。最後に、美人を好きになるのはもう仕方ないけど、その人の内面から魅力を感じられるのが人間の深みだみたいなことが書いてあった。

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(未評価)
・美人は得をする(ことが多い)
・美人はほぼ科学的に定義付けできる。(シンメトリーetc)
・生殖能力が高いものを美として認識する能力は生来持ち合わせる。(美人は赤ん坊でもわかる)
・それは後世により確実に遺伝子を残すため進化の過程で獲得したもの。
・美人は善人で幸せとは限らないが、周りの人から善意を引き出す。
・美人は会話も魅力的
・(普遍的な意味で)外観が魅力のある赤ん坊は、より深い愛情をうける。

「遺伝子は気にするな、理性で愛せ」(意訳)ジョージエリオットの最後の言葉はとってつけた様な感じとおもいました。

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