クラウド化する世界

著者
出版者
翔泳社
価格
¥2,100

評価・詳細レビュー

(4.5点)
現在と近未来を考える場合に下記の4冊は、必須の視点となる。
『富の未来』
『フラット化する世界』
『フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略』
『クラウド化する世界』
ビット(デジタル)が豊富な世界では、「空間」は無視され、ビットの価格はフリーに近づく、依然として「物の価値」は、アトムで認識される。しかし、その後に訪れる世界は、「金銭価値」の尺度のみでは無く「非金銭価値」との補完により決定される。

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(3.0点)

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引用

グーグル、アマゾン、Salesforceは何をしているのか?
ブロードバンドインフラとSaaSを武器に、時代はクラウドコンピューティングへ“スイッチ”する!
著者のニコラス・カーは、2003年5月、『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に掲載された「ITにお金を使うな」という記事でITの戦略的価値を否定し、『ニューズウィーク』誌においては「テクノロジー界のパブリック・エナミー・ナンバーワン」とまで書かれ、物議をかもした。
その後、自身のブログでWeb 2.0にまつわる集合知幻想に冷水を浴びせる文章を発表した。このようにIT業界のみならず経済界からも注目されている著者が次に本書で打ち出すのは、電力会社の発展をメタファーとして語る“商品を物理的な形態やコストから解き放った、インターネットと情報産業がもたらす新しい経済”である。
具体的には、潤沢なインフラが提供されたことでSaaS(Software as a Service)が可能になり、ひいてはユーティリティコンピューティングにつながることで、企業はITにとらわれず自社の生産活動に純粋に打ち込めるようになる、ということだ。そして、そのとき企業のビジネスモデルはどのように変わるのか? どのようなビジネスチャンスが考えられるのか? さらに、ユーザーはどうなるのか? 電気のスイッチを押すようにサービスが利用できるようになり、“ワールドワイドコンピュータ”が実現するとき、人々がつながるのは自宅のパソコンだけではないのだ。
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電力会社の発展をメタファーとして語る“商品を物理的な形態やコストから解き放った、インターネットと情報産業がもたらす新しい経済”である。
具体的には、潤沢なインフラが提供されたことでSaaSが可能になり、コストは劇的に低下する各企業はオンデマンドのIT投資が可能となり、自社の生産活動に純粋に打ち込めるようになる。
IT資産に拘束されないITインフラは、
・ビジネスモデルはどのように変わるのか?
・どのようなビジネスチャンスが考えられるのか?
・さらにユーザーはどうなるのか?
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