コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

評価・詳細レビュー

(5.0点)
まだ読み途中だけどレビュー。

貨物船や大型トレーラーに積まれている、いわゆる「コンテナ」の生まれは1950年代まで遡る。それまでバラバラだった箱詰めの貨物は海運事業の近代化により規格化されたコンテナに積み替えられ、輸送効率の劇的な向上をもたらした。

プログラマは得てして「機械が出来る仕事は、じゃんじゃん機械にやらせれば効率的」と考えているはずである。この本では、そうした機械化の波がどのように押し寄せ、雇用の減少、作業の単純労働化といった現象を辿っていったかが解る。

コンテナの導入により労働者の安全性や経済性、輸送効率は向上したのかも知れないが、自分がもし被雇用者の立場であれば、効率化により仕事が奪われたと感じるかも知れない。イノベーションの負の一面を感じた一冊。


まだ半分くらいしか読んでないのでそのうちレビュー書き換えるかも知れません。

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