記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)
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18歳。子どもの殻を脱ぎ捨て、社会へ巣立つ準備をする時期。そんな18歳で記憶をすべて失った著者は、そこから人間として「再生」する。呼吸や食事といった生きる上での基本行動が、すべて“初めての経験”として語られる。今、自分が周囲から享受している愛情について、改めて考えさせられた。
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