くらやみの速さはどれくらい (ハヤカワ文庫 SF ム 3-4)
評価・詳細レビュー
suzuki
192 册
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なかなか読み進められなかった。
自閉症の主人公の描写が緻密で、感嘆した。と、同時に、自閉症の人も必要な支援を受け社会的に自立しながらも、謂れのない差別を受け、「治療」されなければならないことに胸が痛んだ。
ただ「自閉症」「SF」というキーワードぬきにしても、自分とは何か、という誰にでも当てはまるテーマに帰着するあたりが見事な本作。
読了後、前書きを読み返すと涙が出た。
自閉症の主人公の描写が緻密で、感嘆した。と、同時に、自閉症の人も必要な支援を受け社会的に自立しながらも、謂れのない差別を受け、「治療」されなければならないことに胸が痛んだ。
ただ「自閉症」「SF」というキーワードぬきにしても、自分とは何か、という誰にでも当てはまるテーマに帰着するあたりが見事な本作。
読了後、前書きを読み返すと涙が出た。
引用
私の人生で私が大切だと思うものはすべて、自分の考えていることを口に出さず、ひとが私に言わせたいことを言うという犠牲のもとにかちとられたものだ。
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