エリザベート―ハプスブルク家最後の皇女
つぶやき
エリザベートといっても有名な「シシィ」の孫娘にあたる「赤い皇女」のほうである。彼女の生涯は君主国家の崩壊、国民国家の成立と民族主義の壮絶な争い、そして東西分裂…、というヨーロッパの担った悲劇を象徴する。この運命に対する彼女の姿勢は人間的、あまりに人間的なのであった。
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