空港にて (文春文庫)
つぶやき
評価・詳細レビュー
torufurukawa
170 册
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45 件
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71 件
(5.0点)
村上龍を読んだことがない人に「何から読んだらいい?」と聞かれたときに勧める本。短篇集です。エロもグロも政治も経済も薄め。写生的な細かい描写が続き、人物のセリフがカギカッコに入らないこともあり、ときどき説教臭い意見が紛れ込んでくる、村上龍の文体が全面に出てきています。
引用
相手が意志と好意でやっていることについて、どうしてそんなことをするのかと聞くのは甘えだ。あなたが好きだからやっているんだよ、と言って欲しいからそう聞くのだ。
泊まるところがなくて、しかも病気で身体の具合が悪かったら、泊めてくださいって、とりあえず誰かに頼むべきで、公園や路上に寝るのはバカだ。誰も泊めてくれないかも知れない。でも、最初から、誰も泊めてくれないと決めつけて、あきらめて、路上で凍死するのは間違ってるよ。
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