死神の精度 (文春文庫)
つぶやき
面白い。死神が死神というお仕事に徹する。こういう堅物が、柔らかいものに触れていく展開に人は心を動かされやすい。印象的なのは、死神がストーンズ聞いて快感を味わう場面、ロック好きなんてセンスいいじゃない。ミュージックは、死なないよ!恋愛とか任侠、人間っていい味出してるよ。
評価・詳細レビュー
引用
人間というのは、眩しい時と笑う時に、似た表情になるんだな
「下流のほうも、悪くなかったと俺は思う」
「ここはよ、川の上流、スタート地点だろ。それがこの滝だ。ここは派手だし、人も多いじゃねえか。それってよ、俺たちが生まれた時と似てねえか? 俺たちも生まれた時はよ、こんなんだっただろ?お祭り騒ぎでさ、人にも注目されてよ。みんなに喜ばれて。でも、それがどんどん流れていくうちに、今見てきたみてえな、地味で、ゆらゆら流れているだけになっちまう。何か、似てねえか?」
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