フリーター、家を買う。
つぶやき
評価・詳細レビュー
Yoshikazu Nagai
156 册
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156 件
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0 件
(5.0点)
著作全てを読んでいる訳ではないが、著者のテーマの選び方と採
り上げ方のうまさには感心する。
本書では、非正規労働者が増える一方の我が国の現状に対する、
著者なりの回答を、読みやすく仕立てあげてくれている。衣食住
が何とかなってしまい、国土拡張の余地もない現状では、国富を
発展させるためのモチベーションも低調になりがち。労働意欲す
らも奮い立たせないと維持するのは難しいのかもしれない。
国を憂うとか、国威発揚とか、そんな小難しい理屈ではなく、人
は成長を続けてこそ、というメッセージが本書では明確に示され
ている。よしんばそれが、本書のように母の病気や姉の叱咤激励
によって引き起こされた成長であったとしても。
仕事であっても趣味の世界であっても、自分がどこかしら成長で
きている、という実感が持てることって、生きていく上で大切で
はないだろうか。
自分も青年期の数年間、生きていくことについて悩んだ時期があ
り、今から思えば本書の主人公の軌跡と自分のそれが重なってい
るように思える。
当時の自分に読ませても良かったかな、と思える秀作。
'12/06/16-12/06/17
り上げ方のうまさには感心する。
本書では、非正規労働者が増える一方の我が国の現状に対する、
著者なりの回答を、読みやすく仕立てあげてくれている。衣食住
が何とかなってしまい、国土拡張の余地もない現状では、国富を
発展させるためのモチベーションも低調になりがち。労働意欲す
らも奮い立たせないと維持するのは難しいのかもしれない。
国を憂うとか、国威発揚とか、そんな小難しい理屈ではなく、人
は成長を続けてこそ、というメッセージが本書では明確に示され
ている。よしんばそれが、本書のように母の病気や姉の叱咤激励
によって引き起こされた成長であったとしても。
仕事であっても趣味の世界であっても、自分がどこかしら成長で
きている、という実感が持てることって、生きていく上で大切で
はないだろうか。
自分も青年期の数年間、生きていくことについて悩んだ時期があ
り、今から思えば本書の主人公の軌跡と自分のそれが重なってい
るように思える。
当時の自分に読ませても良かったかな、と思える秀作。
'12/06/16-12/06/17
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また、スペース区切りで入力することで1つの書籍に複数のタグをつけることもできます。
※注意: このタグはあなたの管理用だけでなく、書籍自体のタグとしても登録されます。あなた以外の人に見られても問題ないタグをつけてください。
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