緊張感も充実感も自分でつくるものよ 自分は自分でムチ打つものよ

完璧な集中と完全なリラックスとはだき合わせのものだ

『勝に不思議の勝あり』
『負に不思議の負なし』
負ける時は常に負けるべくして負けるが
勝つ時は本人が不思議に思う勝ち方をすることがある

『なにかが終わることは　別のなにかが　はじまることである』

やぶれたあとの　態度で
失敗を　どう生かすかで　その人間の器が　わかるのよ

見るのですひろみ
まずあいてがどんな球を打つかを
そしてその球をどうすればかえせるかを
つぎにあいてのクセ
どんな球をどうかえし
どんなときにどう対処するか
読むのですあいての心を
そしてさいごに
見抜くのですつぎにあいての打つ球を！

負けたくなかったら強くなる
それしか道はない

きめたはずだ　もう　なにからも　にげないと
どんな　ことにも　くじけず　つまずかず　すすむんだと
しっかり　するんだ　うけるべき　試練は　うけねばならない

負けることをこわがるのはおよしなさい！

いくらたくみに球を打っても限界があると　人間技はしょせん人間にやぶられるものだと　それよりも　球は１球1球生きている　かならずとびたいコースをもっている　その球の心を読んで　そのとおりにラケット面をつくってやったとき　球はけっして人間技ではかえせぬ死角をついてとぶのだと

勝敗をわけるのはいつでもたった1球
だがプレイしているときはどれがその１球かわからない

球、球に非ず、これを球という

試練をさけてとおるな

この一球は 絶対無二の一球なり されば 身心をあげて 一打すべし この一球一打に 技をみがき 体力をきたえ 精神力をやしなうべきなり この一打に いまの自己を発揮すべし これを庭球する心という -福田雅之助-

女に価値があれば男はまつ
またせるだけの女になれ