短納期、高スループット、低レイテンシを求められるAKB総選挙の投票システムの構築・運用の勘所を、分かりやすくまとめた良書。
負荷の見積もりから技術・アーキテクチャの選択、プロジェクトメンバーの選定や進め方、アウトプットの定義まで、実践に基づいて書かれているため説得力があり実案件のノウハウとしてためになる。
ベテランの方には当たり前の事を当たり前にやっているだけに見えるかもしれないが、間に東日本大震災などの突発的なアクシデントを挟みながらも要件を満たしつつ性能も出し切り納期を守った著者たちには感服します。
また、運用に置いても監視の仕組みや体制を万全に行っており、受託開発のみならず自社サービス運用を行なっている方にもオススメできます。
内容が平易に記述されているため、一通り案件をこなした後の新人にも目を通して欲しいと思える書籍です。
相互フォローしている友人がまだいません。
※ 1000文字以内で自己紹介をしてください。