「空気」と「世間」 (講談社現代新書)

著者
出版者
講談社
価格
¥777

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鴻上さん、好きです!

評価・詳細レビュー

(5.0点)

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(4.5点)
日本は同調圧力が強い国だと言われます。常に周囲の目を気にし、その場の雰囲気に流されて、自分の本音が言い出せないという経験はありませんか? みんなで決めたことなのに本当は誰も納得していない。それでもしぶしぶを受け入れてしまうことはありませんか? 空気を読んで自分の言動を決めることの息苦しさにはうんざりしてしていませんか? その原因がどこに由来していて、どうすれば良いのか考える一冊です。

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引用

電車に乗っていると、女子高生の集団が乗り込んできます。彼女たちは、楽しそうに会話します。やがで、駅で一人二人と居りてきます。〈中途略〉
二人になり、一人がホームに降り、電車が発車した瞬間、車内に残った女子高生の笑顔は、一瞬で真顔になります。それは、彼女が本当には笑っていなかったという証拠です。
嫌な接待の後、相手がタクシーに乗って走り去った瞬間、一瞬で笑顔が消えることと同じです。本当に楽しいデートの時は、笑顔はゆっくり消え、甘い切なさが残ります。
けれど、それでも、一人よりは安心するからこそ、女子高生は集うのです。ずっと一人よりは、無理して笑い、仮面の微笑みを身につけた方が、生きやすいと多くの日本人は思っているはずです。(p.209)
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地域共同体という「世間」を代表するものが壊れ始めても、「世間」がとりあえず安泰だったのは、もうひとつの「世間」である会社が揺るぎなかったからです。会社と地域共同体は、日本の「世間」を代表する二大要素です。
日本人を支えてきたのは、地域共同体の安定と会社の安定だったということです。この二つのセイフティー・ネットの存在が、一神教に頼らなくても、安定的で混乱の少ない国と国民を作ったのです。
「終身雇用」と「年功序列」はとは、「世間」の特徴を会社用語で言い換えたものです。
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正解のない問いの前で、たぶんどちらの答えを出しても後悔するであろう、人生の難問の前で震え、怯え、壊れそうになっている人間を支える──それが神と「世間」の役割です。(p90)
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