競売ナンバー49の叫び (Thomas Pynchon Complete Collection)

(5.0点)
氾濫するシンボルとエピソードの数々。喧噪と反映の中で急速に
繁栄への道を駆け上がってきたアメリカの縮図のような本書は、
とにかくにぎやかである。

謎が謎を呼び、何重にも入り組んだ物語迷宮の中で、下手をすれ
ば筋を見失いそうになることもあるが、謎を追うという趣向のた
め、比較的すらすらと読めるのではないだろうか。

それでも巻末に付された解説がなければスルーしてしまう箇所が
多く、何度も読めるし、何度も読まねば全貌を理解できたとはい
えない小説の一つかもしれない。

私もこの場で解説や批評できるほど理解できたとは思えないけれ
ども、急速に世界の主軸に登り詰めたアメリカという国家を理解
するために、本書を読んでおくことは無駄ではないと思える。

'12/03/17-12/03/22

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