死神の精度 (文春文庫)

つぶやき

ミュージックが好きで晴天を見たことがない死神の短編集。
伊坂幸太郎さんの著作。チルドレンと同じ短編ストーリー。
面白い。死神が死神というお仕事に徹する。こういう堅物が、柔らかいものに触れていく展開に人は心を動かされやすい。印象的なのは、死神がストーンズ聞いて快感を味わう場面、ロック好きなんてセンスいいじゃない。ミュージックは、死なないよ!恋愛とか任侠、人間っていい味出してるよ。

評価・詳細レビュー

(5.0点)

参考になった人:0人   参考になった
(5.0点)

参考になった人:0人   参考になった
(5.0点)

参考になった人:0人   参考になった

引用

人間というのは、眩しい時と笑う時に、似た表情になるんだな
お気に入りにいれた人:0人   お気に入りに追加する

「下流のほうも、悪くなかったと俺は思う」
お気に入りにいれた人:0人   お気に入りに追加する

「ここはよ、川の上流、スタート地点だろ。それがこの滝だ。ここは派手だし、人も多いじゃねえか。それってよ、俺たちが生まれた時と似てねえか? 俺たちも生まれた時はよ、こんなんだっただろ?お祭り騒ぎでさ、人にも注目されてよ。みんなに喜ばれて。でも、それがどんどん流れていくうちに、今見てきたみてえな、地味で、ゆらゆら流れているだけになっちまう。何か、似てねえか?」
お気に入りにいれた人:0人   お気に入りに追加する

ウィッシュリストへ追加
非公開
タグ

メモ


ライブラリへ追加
非公開
評価
 
読書ステータス
つぶやく
タグ

メモ


タグを入れることで、書籍管理ページで、タグ毎に書籍を表示することが出来るようになります。
また、スペース区切りで入力することで1つの書籍に複数のタグをつけることもできます。

※注意: このタグはあなたの管理用だけでなく、書籍自体のタグとしても登録されます。あなた以外の人に見られても問題ないタグをつけてください。
ウィッシュリストからライブラリへ移動
評価
 
読書ステータス
つぶやく