ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方

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ハーバードの「世界を動かす授業」 【ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方】
序 世界の動きをいかに読み解くか
第1章 国が発展するための8つの軌道
第1の軌道は、アジアの高度成長という軌道
第2の軌道は、ラテンアメリカの債務危機からの回復
第3の軌道は、アフリカのルネッサンス(復興)
第4の軌道は、イスラム諸国の台頭
第5の軌道は、ソ連の崩壊、およびロシアと東欧のポスト・ソビエトの再構築
第6の軌道は、欧州の経済統合
第7の軌道は、日本と米国における財政赤字と巨大債務
第8の軌道は、地球規模の環境
第2章 アジアの高度成長
1.日本ミラクル
世界があきらめた日本
日本に残されたカード
日本が成長する唯一の道
製造戦略の独特なアーキテクチャー
発展に焦点を絞った資金調達戦略
高い貯蓄率が”シードマネー”
驚くべき結果
2.シンガポール
リー・クアンユーの死に物狂いの戦略
戦略を実行させるための優秀な機関
政治がデザインしたクリーンな国
世界トップクラスの舞台へ
中国の台頭
3.中国
鄧小平の塩上最強の戦略
巨大国家の成立と沸き上がる不満
海外資産を買う中国と日本の違い
金融危機後の中国
米国国債のステークホルダー、中国
人民元とアジア共通通貨の実現
楽観視えできない中国の問題
4.インド
絶えない紛争
多様性がありすぎる国
時代遅れの誤った戦略
ワシントン・コンセンサスと古いインドの終焉
連立政権は高くつく
経済パフォーマンス実績
平和と投資
インド戦略の課題
第3章 挟まって身動きがとれない国々
1.メキシコ
米国との戦いの歴史
発展途上国が陥る戦略の罠
債務危機問題に呑み込まれる
IMFによる救済と経済自由化戦略
汚職との長い戦い
生き残るために競争に身をさらす
テキーラ危機
6年間の眠り
より実行力ある改革へ
金融危機後のメキシコ
2.南アフリカ
アパルトヘイトから本当の独立へ
マンデラの国家戦略
マクロ経済開発戦略、GEAR
BEEと新しい格差の誕生
山積する課題
米国、日本つながりとのは
抜群の潜在能力と不明確な勤労意欲
第4章 資源に依存する国々
1.サウジアラビア/イスラム
宗教と切り離すことができない歴史
支配する一族
戒律に縛られる女性たち
情報産業立国への道
政教分離なしで国家は成長できるのか
ドバイの繁栄と崩壊
2.ロシア
ソビエト連邦の崩壊
エリツィン政権と新興財閥オリガルヒの台頭
破綻する経済-取引全体の7割が物々交換
プーチンの国家戦略-「強い国力が個人を自由にする」
国の資源を取り戻し、国力回復へ
ロシアの資源戦略と課題
米国との新たな関係構築へ
第5章 欧州連合という試み
統合の歩み
通貨統合へ
統合の意義
複雑なEUの組織
統合の影響
通貨統合のメリットと弊害
統合後の課題
EU諸国が抱えている国内の問題
EUも競争力を強めないと生き残れない
第6章 巨大債務に悩む富裕国
1.日本-ミラクル後から現在まで
変化のなかった日本の経済構造
世界の潮流とバブル経済
結果につながらない経済の立て直し策
ナンバーワン長寿国が迫られる決断
小泉・竹中改革
日本は米国に売り渡されたのか
金融危後の日本
重要な日米関係、不安な米中関係
海外からの直接投資に門戸は開かれるか
そして、今後の日本
2.米国
第2次世界大戦からカーター不景気まで
レーガノミックスとそのつけ
クリントンの幸福と構造調整
破壊王ブッシュ
世界金融危機輸出国、アメリカ
オバマ政権の誕生と厳しい米国経済
進まないオバマ政策
米国経済の見通し
第7章 国の競争力とは何か
国の戦略と構造はフィットしていないと機能しない
国家の根本的な役割
政府の役割の境界線
政府の経済戦略の柱とは
経済を成長させるための4つの資源
人材という資源
資源を効果的に活用する
ハーバートの「国家分析」
第8章 私たちのミッション
国民ひとりひとりがなすべきこと
企業経営者の役割とは
メディアの責任
政治家に求められる資質
官僚の役割
ビジネス・リーダーへの提言
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ハーバード・ビジネス・スクールが誇るAMP(上級マネジメント・プログラム)
ヴィートー教授が教える科目はBGIE(Business, Government, and the International Economy)。その名前が示すように、国際経済をビジネスと政府の役割をまじえながら学んでいく。  教授の世界経済の見方は、それぞれの国は発展の軌道を持つと考え、大きく8つの軌道に区分している。いまや世界経済の中心とも言えるアジアの高度成長。債務危機に苦しむラテンアメリカ、アフリカのルネッサンス、イスラム諸国の台頭、ロシアと東欧のポストソビエトの構築、欧州統合の試み、巨大な借金に苦しむ超大国アメリカと日本。そして地球規模の環境問題。本書ではこの軌道区分をさらに発展させ、新たな切り口で世界の読み解き方を示していく。
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