命売ります (ちくま文庫)

著者
出版者
筑摩書房
価格
¥714

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センスのよいユーモアある表現に魅了されまくった。 新聞の活字をゴキブリに変えて逃がせたり、 入れ歯の老人はいつも口のなかでシューシューと音をたてていたり。 厭人症と拒食症の疑いがある鼠の縫いぐるみとの晩餐シーンはなんともコケティッシュ!  三島文学から乙女的表現を算出せよ。

評価・詳細レビュー

(4.0点)

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(3.0点)
 自殺に失敗した男が新聞に「命売ります」の広告を出し、いろいろ客も来るが一向死ねない話。
 吸血鬼の未亡人とキャッキャウフフしたり、人参をかじって暗号を解いたりなど、安部公房の影響があるのではないかと書いている文章をどこかで見たが、この作品がいつ書かれたのかおれは知らない。しかし影響があるのではないかと書いたのはおれだったような気がしないでもない。

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