ドストエフスキーの詩学 (ちくま学芸文庫)
主人公が自らに事態を説明しながら…到達する《真実》とは、ドストエフスキーの目から見ればそもそも、恐らくはこの人物自身の意識にとっての真実に過ぎないのである。それは自意識に対してニュートラルではあり得ない真実なのだ。(p.115)