明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法 (アスキー新書)
エベレット・M・ロジャースの「イノベーター理論」
①イノベーター(革新者)2.5%
②アーリーアダプター(初期採用者)13.5%
③アーリーマジョリティ(前期追随者)34%
④レイトマジョリティ(後期追随者)34%
⑤ラガード(遅滞者)16%

①が「アクティブ関与層」、②が「潜在関与層」、③が「プチ関与層」
日本の人口の2割がソーシャルメディアを利用しているとして、その中の2.5%、つまり日本の人口の0.5%くらい(60万人くらい)しかアクティブ関与層はいないことになる。テレビの視聴率だったら番組打ち切りの数字である。
でも十分な数なのである。なぜなら彼らは、潜在関与層、プチ関与層を巻き込みつつ社会や文化に大きく影響を与える。そして、残りの人々にも確実に影響を与えていく。
そして、その影響はリアル世界まで広がっていく。起点は小さくても、影響力は甚大なのである。