悪の華 (集英社文庫)
私はとうにあっさりと死んでいたのさ、おそろしい曙が私を包んでいた。――なあんだ! これだけのことかい? 幕はもう上がっていたのに私はまだ待っていたんだ。

(CXXV「好奇心の強い男の夢 F・Nに」p.343)
--出典: 悪の華 (集英社文庫)
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