市民の日本語―NPOの可能性とコミュニケーション (ひつじ市民新書)
私たちの状態は「世間はある、社会はない」という状態なので、世間が崩れると社会規範がなくなってしまうということです。そしてもともと個人はないわけですから、社会性ゼロの「自己チュー」が増える。つまり世間のなかで、世間を基準に生きるという基準やルールしか教えられていないために、世間がなくなっちゃったから社会性はないわけです。<略>自己チューは、もともと世間に必然なもので、これが今非常に増えている。これは対話が成り立たなく大きな原因の1つなんです。この人たちは人の話を聞かない。仲間内の会話しかできない。(p182)