市民の日本語―NPOの可能性とコミュニケーション (ひつじ市民新書)
基本的に人は、自分と同じことを他人の中に確認して喜ぶという性質をもっています。自分と同じものを相手に発見して「ああ一緒なんだ私たちは」ということで喜ぶということは、同質性を確認した瞬間に、何か異質なものを排除しているんです。<略>異質性を他人の中に発見してそれを排除するのではなくて、自分の中に発見してそれを受け入れるというプロセスを見つけないと、永遠に同質性を発見して異質性を排除するという構造から、悪循環から、人間は自分を相対化できない(p198)