この時代に想うテロへの眼差し
文学じたいは、私たちの個人としての運命と共同体としての運命の、複数の本質を指し示さなければならない。私たちがもっとも大切にしているもろもろの価値には、矛盾も、ときには緩和しえない対立もありうる(「悲劇」とは、まさにこのことを指す)、ということを想起させること。文学は「これもまた」とか「他にも」といった別の存在に気付かせる仕事だ。
--出典: この時代に想うテロへの眼差し
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