モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
2002年、スコットファーカートマイクキャノン=ブルックスという、大学を出たばかりで経験の浅いオーストラリアの若者が、クレジットカードで1万ドルを借りて、ソフトウェア会社を立ち上げた。大胆にもその社名を、肩で地球を支えるギリシャ神話の巨人アトラスにちなんで、アトラシアンと名付けた。二人は、企業ソフトウェア業界のトップと肩を並べるまでになりたいと思っていた。(中略)アトラシアンは現在、年商3500万ドルを上げ、シドニー、アムステルダム、サンフランシスコのオフィスにおよそ200人の従業員を抱えるまでになった。