社員は社長の鏡だというだろう。会社には社長の足りないところを顕在化させるために、問題を起こすのに最適なメンバーが集まっている。だから働く場自体を向上させていかなければ、いつになっても問題の繰り返しになるんだ。また、能力がないからさっさとクビを切るという文化を会社が持ってしまえば、今度は会社が十分なボーナスをくれなければさっさと辞めるという、相手から奪うという文化を会社の中に構築することもなる。もちろんスタイルの違いだからと、反論もあるだろうが、私は他人から奪うことを文化として持っている会社が発展するとは思えないな
--出典:
成功者の告白 (講談社プラスアルファ文庫)