「婚活」がなくなる日―結婚=幸せという洗脳 (主婦の友新書)
1:付き合うに当たっては、まずは相手が異性だとあまり意識しないほうがいいでしょう。なぜなら、長い付き合いになれば、関係性が変わってくるからです。いわゆるアツアツの状態でいられるのは最初の2、3年であり、早ければ、2、3ヵ月でそれも終わってしまいます。そこから先は恋愛感情が薄れていき、よくて兄弟、友達ぐらいの感覚になるはずです。今の状態がいつまで続くかを少し距離を置いて考え、相手を自分の女友達ぐらいの親しさと考えてみて、その上で長く一緒にいられるかどうか。
2:すべての結婚はで「できちゃった婚」でいいのです。なぜ結婚する必要があるのでしょう。子どもができたって、別に結婚しなくてもいいはずです。結婚していない状態で子どもを作っても一向に構わない。入籍しなくても構わないのですが、日本の現在の法制度では、結婚していないと色々子どもにとって不利になるという現状があります。だから今の「いまのところ」とカッコつきで、子どものためには結婚するほうがおすすめです。
3:私はひとつの家庭でできるのは、ふたつの事業までだと考えています。子どもを作るのも立派な事業のひとつ。一人が働けば、これで事業はふたつになり、共働きをしようとすると合計三つになってしまい、効率が悪くなってしまいます。事業はふたつに絞って、共働きで子どもを作ることはやめるべきです。
4:実現不可能と思うぐらいのゴールを設定する。このゴールは今の現実からかけ離れていれば離れているほどいいでしょう。自分でゴールを設定し、コンフォートゾーンを動かして新しいゴールを設定できたあなたはいままでずるずる続いてた「無益な人間関係」を捨てることが可能になります。