ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
テクノロジーこそが反中央・反権威の個をエンパワーするもので、その力を起爆剤に現状を破壊しフロンティアを切り拓くという考え方である。各個人の自由を最大限尊重すべきだとし国家や体制に縛られるのを嫌うリバタリアン的な考え方と、カリフォルニア的なテクノロジー至上主義(個の力を強めるパーソナルテクノロジーや管理されないネットの自由を信棒する)が結びついた考え方である。