下町ロケット
評価 : (4.0点)

直木賞受賞作。ロケットエンジンの研究者だった主人公が打ち上げ失敗から研究者を辞し、実家の工作機械メーカーを継ぎ経営者となる。大企業との特許紛争、資金繰り難など苦難を極めつつも、再度ロケット開発へと、、、。ビジネスや特許紛争、法廷闘争の細部の粗さ、登場人物のステレオタイプな描写など残念な点もあるが。それでも「仕事とは何か、働くとは何か」を考えさせられる。
「夢もって仕事しようぜ!」ってことやね。直木賞らしい快作。


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