異邦人 (新潮文庫)
評価 : (3.0点)

時代の慣習にそぐわない男の話。その考えと行動を糾弾されても周りに合わせることなく自分を貫き通し、その結果命に関わることになる。だが自分に関わり、興味を持ち、裁く社会に喜びと感謝の気持ちを表す。この妙に冷めた主人公の感覚は誰しも経験したことはあると思います。イライラして熱くなってる時に読めば結構冷静になれるかもよ?短いしサクッと読めてお薦め。カミュのノーベル文学賞受賞はこの作品による所が大きいという。


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