箱男 (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

安部公房で「砂の女」以上にはまった作品。箱の中に入り外の世界を観察する男。不思議で普通ではありえないシチュエーションだがその欲望はどこか理解できる。箱に入ることで外の世界と遮断され簡単に観察者と被観察者になれてしまう。面白そうだが現実でやったら即職務質問されるだろう。そういう欲望のある人はこれ読んで落ち着けてください。


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