商標実務の基礎知識 改訂2版
評価 : (4.0点)

改訂版で判例/実例が増えてより重く、分厚くなりました。

きちんと調査をした上で商標を登録する場合は、判例/実例はさして必要ないのですが、権利を侵害された場合や、登録時に拒絶査定が来て、意見書を書かなきゃいけない場合などには、非常にありがたいものとなります。

登録時の一通りのフローと書式が掲載されているため、この本があれば商標登録実務は、行うことが可能です。
特許庁のサイトから書式などを探すのは結構手間なので、手元にあって損はないと思います。

ただし、出願前調査/出願時の役務選定などの情報はほとんどないので、それらはネットで調べるなりする必要があります。

この本とネットだけで登録査定もらっているので、良書だと思いますが、他の本と比較した訳ではないので、星1つ減らして4つで。


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