アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)
評価 : (5.0点)

滅多なことで小説を読んで泣かないが、『アルジャーノンに花束を』は嗚咽が漏れるほどに泣いた。ついさっき、久しぶりに手にとってパラパラとページをめくったら、涙がこぼれ落ちて裏が透けてしまった部分が、当時の僕の感情を刻んでいるかのように、ふやけて歪んだままになっていた。


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