古都 (新潮文庫)
評価 : (4.0点)

捨子だが金持ちの商屋に拾われ何不自由なく育った美人の娘。祇園祭の夜に自分と瓜二つの娘と出会う。双子とわかっても二人の間にある離れていた時間と環境の違いで一緒にいることはできない。古都京都の四季の移り変わりの中、切なく揺れる少女の心。「京都を舞台にした…」と言いたいところだが、敢えて別の言い方で、「京都の祭りをテーマにした小説」だと思う。(後ろの解説にもそんな事書いてあったしなw)仕事休んで祇園祭行きてー!ってなる。


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