海底二万海里 (角川文庫クラシックス)
評価 : (4.0点)

海底ロマンである。原子力潜水艦など科学が進歩した今であっても全く色褪せない海底探検物語。世界初の原子力潜水艦の名前もこの物語からきていることで、少年の心をがっちり掴んでおっさんになるまで握りっぱなしなのがよくわかる。私の中でのこの作品の魅力は、ネモ船長が世の中の何に絶望し、見放し、海の人となったのかという部分で、大人になってもたまに思い出しては想像してしまいます。


参考になった人:0人   参考になった