思考の整理学 (ちくま文庫)
評価 : (3.0点)

大学教授の書いたエッセイってこういう文体というか雰囲気のものが多く、個人的には結構好きだ。
内容としてはまあ、ちょっと手法が古いと感じる部分もあったり、そりゃそうだろうというのあるけど、メモの移転(による醸成)の話とか、忘却による整理とか、鍋は見続けると煮えない話とか、あらためて考えてみると、大事だなと思えるものが多い。
メモの移転の話は、Evernoteとか使う上でも、ただEvernoteにためるだけではどうせ見なくなるという問題の解決にも役立ちそう。


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