黒の狩人(下) (幻冬舎文庫)
評価 : (5.0点)

大沢在昌さんの狩人シリーズ3作目。
1作目では脇役だった新宿署の佐江が、2作目後半から主役の一人に!
今回の3作目では主役として活躍。

新宿の暴力団と中国マフィア、中国政府と警視庁公安と様々な思惑が交差するストーリーで、最後の最後まで結末が見えない展開で読み応えがあった。
佐江を取り巻く人間関係のバランスが暖かさがあり読んでいて感情移入できる。

ただ、中国マフィアの登場人物が多く、名前を覚えるのが大変。中国語名は特に覚えにくい・・・。


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