三国志(8)(吉川英治歴史時代文庫 40)
評価 : (1.0点)

実は読む前から、「三国志って結構長い話だろうに、全八巻って意外に短いな-」と思っていたら、ここまで読んで驚いた。
何と吉川英治、孔明が死ぬところまで書くと「後は原書にあっても蛇足である」と言い捨てて、蜀の滅亡までを簡素な説明書きにして終えてしまった。えーっと思った。
元々、友人と三人でゲームをプレイしていたら、二人は三国志に詳しくて盛り上がってるのに、己だけ分からなくて悔しい! という知識の差を埋めるために始めた部分もあったため、埋まらなかった溝が大きくて泣いた。最近の三国無双では司馬一族の台頭から秦王朝の成立までのエピソードも扱ってるそうなので、尚更その辺が重要だ。


参考になった人:0人   参考になった