孤高のダンディズム―シャーロック・ホームズの世紀末
評価 : (5.0点)

ヴィクトリア朝後期、世紀末ロンドンに生きる知識人は、ペシミスティックに世の情勢を観察し、偽悪的行動で偽善的価値観へと挑戦した。まさに孤高!この姿勢がダンディズムの基本なのだ。
そんな世紀末的デカダン、ダンディとしてのシャーロック・ホームズ像を提案するのが本書。面白いです。


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