夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
評価 : (4.0点)

現実と虚構がなんのためらいもなく混じり合う、森見登美彦独特の現代的(と言っても昭和テイスト)寓話。
2人朗読劇のような語り口や、火鍋や緋鯉といった小道具の妙、四季に合わせた構成にあざとさを感じながらも、ついつい読んでしまう不思議な魅力がある作品。

やっぱり印象に残るのは「おともだちパンチ」。愛がある。


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