ながい坂 (下巻) (新潮文庫)
評価 : (4.5点)

主水正、最後の場面は三十八歳。八歳の時に受けた屈辱から三十年、遂に登城する。
「ここは坂だったのか」気づいてみれば自分の三十八年も終わってしまった。
それだけにちょうどこの本に出会ったことは何とも感慨深いではないか。


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