流星ワゴン (講談社文庫)
評価 : (4.0点)

この話は時間が進まない。夫婦というのは子供ができると時間の経過が早くなっていく感じがするのは否めない。もうこんなに。
印象的だった言葉。
家族にとって分かれ道はたくさんあるが、その時は何も気づかない。気づかないまま不意に結果だけが目の前に突きつけられる・・・。
今、読んでみてよかったのかな。

斎藤美奈子さんの解説のなかで述べられている「父親らしさ」はイイ。フランスの社会史家エリザベート・バダンテールの社会論「XY-男とは何か」、全く知らなかった。


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