青い蜃気楼―小説エンロン (角川文庫)
評価 : (4.0点)

所要時間:約8h

全米第七位の大企業でしたが、数々の粉飾の末に2001年に破綻した、米国のエネルギー会社エンロンに関する話。

この教訓によって日本版のSOX(サーベンス・オクスリー)法が制定されたことで有名です。

連結外のファンドを利用した損失隠蔽の手口や、政治家への献金によって自社に都合のいい政策をつくらせていたこと等がよく理解できます。

天候デリバティブ等、とてもユニークな金融派生商品が色々出てきたことが個人的に面白かったです。

ただ、金融知識がある程度ないと理解し難い箇所も結構あったので、300ページちょいという量のわりには読むのに時間がかかりました(黒木さんの本は大体そんな感じだと思いますが)。

小説としてもおもしろくおすすめです。


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