身体巡礼: ドイツ・オーストリア・チェコ編
評価 : (3.0点)

養老孟司の本読んだ。欧州の心臓信仰とか死と遺体との関係性とか、とても面白く、養老さんの知識の広さを楽しみながら読んだ。が、途中から彼のとりとめのない思いつきと昔話に付き合わされている感じがして、斜め読みしちゃった。ヨーロッパ人の遺体や死について少し深く知れる本かと期待したのだが、内容は養老さんのエッセイでした。
オーストリア帝国辺りのお墓の話で、シュテファンツヴァイクの昨日の世界が出てきたので、やったあ!と思った。イエズス会の心臓信仰もちょっと出てきた。意図せず借りた本が少しずつつながっていた。


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