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ユースケース駆動開発実践ガイド (OOP Foundations)
評価 : (3.5点)

もっと良いモデリングを行うためにどうすればいいのか知りたいと思い購入しました。

ICONIXプロセスに基づき
ユースケースとモデリングを紐づけるためのやり方や注意点が書かれています。

発売されたのが10年前ということもありサンプルコードは古く、
現在だとあまり参考にならないと思います。

ロバストネス分析については
個人的に新しいやり方を発見できたなと思う内容でした。


モデリングで新しい方法や考え方を学びたい人にとっては良い本だと思います。


数学的思考法―説明力を鍛えるヒント  講談社現代新書
評価 : (2.5点)

数学的な考え方を学びたくて購入しました。

現状の学校教育に関する問題点をあげていることが多く、
思考法を学ぶという感じではないなぁというのが個人的な感想でした。

後半部分では少し思考法を学べる部分はありましたが、
当初の目的としては少なかったと感じます。

私と同じ目的で買うにはオススメしません。
教育関係の方にはもしかしたら得るものがあるかもしれません。


マンガ 「代数学」超入門 足し算、引き算から2次方程式まで (ブルーバックス)
評価 : (3.5点)

その名の通り超入門です。

数学的知識が乏しい私もで苦労なく読むことができました。
難しい計算式は出てきておらず、
二次方程式とか平方根くらいまでとなっています。

計算式の性質とかグラフの部分とか
知識というより読み物として楽しめたなぁという感じです。


ビヨンド ソフトウェア アーキテクチャ (Object Oriented Selection Classics)
評価 : (4.0点)

ソフトウェアアーキテクチャというタイトルが気になり購入しました。

ソフトウェアアーキテクチャを構築する上で
対象となるサービス、ソフトウェアの周りに関することが書かれています。

マーケティングやライセンスなど
ソフトウェアアーキテクチャを取り扱う技術書ではあまり語られることがない内容ばかりで
個人的にはかなり勉強になった書籍でした。

ソフトウェアアーキテクチャ自体の解説というのはないので、
他の書籍で基礎知識を持っている人、すでに仕事で構築したことがある人にお勧めです。


Amazon Web Services実践入門 (WEB+DB PRESS plus)
評価 : (3.0点)

AWSを触ったことがないので、どんな機能があるのかというのを知るために購入しました。

内容はAWSの数あるサービスのうち、基本的なサービスについての概要が書かれています。
概要なのでどんなサービスなのか、基本的な動作のさせ方を知ることができます。

全体を俯瞰するには良いと思いました。
ただ、詳細までは立ち入っていないので、
実際にAWSを使うとなると公式ドキュメントを読むなどする必要がありそうです。

AWSの全体を俯瞰するにはお勧めできると思います。


インターネットルーティング入門 第3版
評価 : (3.5点)

ネットワークのルーティングについて知識が乏しいなと思い購入しました。

入門とタイトルにあるとおり基本的なことから説明されいます。
私がネットワーク周りの知識が少ないので、
ネットワーク用語が多いなとは感じたもののだいたいは理解できました。

OSPF/RIPのプロトコルは社内ネットワークを構築するには必須になる知識だと感じたものの
BGPに関してはISPで利用するプロトコルのようなので、
私にはちょっと不要な知識かなと思いました。


ルーティング周りについて知識を得ることが実感できた一冊です。
私のようなネットワーク初心者には良いと思います。


ハイパフォーマンス ブラウザネットワーキング ―ネットワークアプリケーションのためのパフォーマンス最適化
評価 : (3.5点)

現代のネットワークで使用されているプロトコルの仕組みについて書かれています。

パフォーマンス最適化というサブタイトルがついているので、
どうやってコードを書けば高速化できるのか
を期待していたのですが、この本でそういった観点ではあまり書かれていません。

各プロトコルが動作する仕組み、パフォーマンスを維持する仕組みを紐解き、
その上でどういった設計をすればいいのかが論じられます。
ただ、どういった設計をすればいいかという部分は個人的に少なく感じました。

この本は「サイトをパフォーマンスを改善するために読もう」という目的には適さないと思います。

現在のネットワークで主要なプロトコルの仕組みが書かれているので、
各プロトコルの仕組みについて詳しくなりたい人にはお勧めできると思います。


インフラエンジニアの教科書2 スキルアップに効く技術と知識
評価 : (3.5点)

インフラエンジニアの教科書1では
インフラエンジニアがどのようなことをするのかが書かれていましたが、
2ではインフラ周りで必要な技術要素の仕組みについて書かれています。

前回と同様でここの要素については掘り下げていませんが、
前回よりは詳しい内容が載っています。

必要な技術要素を一通り学びたいという人には良さそうかなと思います。


パーフェクト Java EE
評価 : (4.0点)

Java EEの主要なプロダクトについて詳しく説明されているなと感じました。

サーブレット/JSF/Bean Validation/JPAは他の書籍でも解説されていますが、
CDI/JAX-RS/WebSocket/MVCをここまで説明しているのは初めてではないでしょうか?

CDIはクライアントプロキシまで解析されていていたり、
CDIイベントについても触れていたりするなどかなり詳細まで踏み込んでいます。

CDIを使って簡単なサンプルアプリを作ったことはあるのですが、
知らなかったことと理解が足りていなかったことを知ることができました。

JAX-RSはリクエスト、レスポンス、フィルターといった基本的なことはもちろん
MessageBodyReader/MessageBodyWriter、非同期処理といった一歩進んだ内容まで踏み込んでいます。
個人的に便利だなと思っているUriInfo/UriBuilderについても説明されていたのが良かったです。

現時点でJava EEに関する入門書で最適な一冊かなと思います。


SCRUM BOOT CAMP THE BOOK
評価 : (4.0点)

スクラムについて詳しく知りたいなと思い購入しました。

ストーリーベースでスクラムについて解説された書籍です。
ストーリーベースとは言っても各章(Sceneごと)に
最初と最後に2,3ページほどの漫画があるだけでしっかりと解説のページは載っています。

プロジェクトの開始から終了まで
どういったことが問題になるか、それをどうやって乗り越えていくか
というのがシーンごとに解説されているなと感じました。

シーンごとのシチュエーションは
「実際に導入したらそういうことになりそうだよな」
と思うことが多々あったので実践的な内容になっていると思います。

解説は非常にわかりやすかったです。
この書籍がターゲットとしているスクラムを始めている人、すでにスクラムを導入している人に
とっては道標になるような内容だと思います。
そういった人にはお勧めできる内容です。


Docker
評価 : (3.5点)

Dockerの基本的なことが理解できたので、
もっと実践的な内容を学びたいと思い購入しました。

書籍全体を読むとDockerを使った運用に
必要になること(ロギング、デプロイなど)が一通り理解できます。

中盤以降の章ではDocker以外のツールを使った運用の話が出てきます。
「なるほど。そういうツールがあるのか」とおもう部分ではありましたが、
ツールの基本的な使い方と言ったところでとどまっています。

個人的にえるものがあったなと感じました。

Docker初心者にとってはハードルが高いかもしれません。
Dockerの基本的なことを理解している人にはお勧めできると思います。


アジャイル開発とスクラム
評価 : (3.0点)

スクラムと言う名前とおおよその内容は知っていたのですが、
しっかりと基礎を勉強したことがなかったので購入しました。

最初にスクラムの大まかな内容の説明があり、
それ以降は事例の紹介と当事者のインタビューと言った感じです。

どういった経緯で導入したのか、導入で苦労したこと、導入した結果どうなったのか
といったことが感じ取れる内容です。

ただ、スクラムの基礎というかベーシックなやり方が
見えてこないなと言うのが個人的な感想です。

スクラムってどんな感じのもなのかや
スクラムを導入した人の感想を聞いてみたいという人にはお勧めできると思います。


Webエンジニアが知っておきたいインフラの基本 ~インフラの設計から構成、監視、チューニングまで~
評価 : (3.5点)

インフラの設計から運用までをカバーした書籍だと思います。

インフラの基礎知識を説明する章もあるので、
インフラ経験がない人でも理解出来る内容でした。

ただ、全体像をカバーをしている書籍でありますが、
一つ一つの内容は大まかな説明になっているように思えました。

インフラ設計や運用に関わったことがない人にとっては
全体像を知るためには良い書籍だと思います。


Spring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発
評価 : (4.5点)

個人的には「徹底入門」というより「徹底解説」という方が正しいかなという印象です。

Spring Frameworkのコアとなる機能と
主要なSpring Projectについて設定方法や仕組みについて解説されています。

私は途中参加のプロジェクトでSpring3/Spring4をさわり、
Spring Bootで簡単なアプリを構築したという経歴ですが、
知らないこともある個人的には得るものがあった書籍でした。

入門と書かれているのですが、入門という割には難しいかなという印象です。
本当にSpring周りを触ったことがない人にはお勧めできないと思います。

アーキテクトがSpringを使ってアプリを構築する時の参考にする、
Springをより理解するために読むというのには非常にお勧めできると思います。


失敗から学ぶユーザインタフェース 世界はBADUI(バッド・ユーアイ)であふれている
評価 : (2.5点)

失敗から学ぶという名前の通り、
失敗しているユーザインターフェイスの用例集といった感じです。

写真を見ながらどうしたら良くなるのだろうかと
考えながら読むのはある程度勉強になるかなと思いました。

あくまでBAD UIなので、
良いUIを作るためにはどういったことを考えればいいのか
といったところについては得られるものが少なかったかなぁと。

シグニファイア、グルーピング、フィードバックなど、
基本的な用語・技術を知っている人にとってはあまりお勧めしません。
それらを知らない人にとっては勉強になるかもしれません。

あとは普通にBAD UIを見ながら楽しむには良いと思います。


ソフトウェアエンジニアのための ITインフラ監視[実践]入門 (Software Design plus)
評価 : (4.0点)

私は開発メインで監視に関わるところは携わっていませんでした。
監視周りのことを理解したいなと思いこの本を買いました。

どういった内容を監視すべきなのかといった監視設計に関わる部分、
監視の体制はどうすればいいかという体制に関わる部分、
サービスが始まった後はどうすればいいか運用に関わる部分など。

監視に関わる全体的な内容が書かれているなと感じました。
私のような監視について右も左もわからない人には非常に良い本だなと思います。


TypeScript実践プログラミング (Programmer's SELECTION)
評価 : (3.0点)

購入したのはKindle版です。
半額セールをしていたのをきっかけに購入しました。

TypeScriptがどんな機能をもっているかというのをある程度把握できる内容でした。

私自身がサーバサイドのエンジニアなので
TypeScriptの機能については興味をひくところは少なかったかなぁと。
(これについては本の良し悪しというよりはTypeScriptに対する印象です)

すでにTypeScriptを使っていてさらに一段上のというところを目指している人にとっては
ものたりないのではないでしょうか?

ただ、TypeScriptについて気になっている人には良さそうな一冊かなぁと思います。


Linuxサーバーセキュリティ徹底入門 ープンソースによるサーバー防衛の基本
評価 : (4.0点)

本のタイトルの通りセキュリティの基本的な設定などが書かれています。

Linuxサーバにログインして操作する、
インストールして動作させるといったことはできるものの
セキュリティ周りの設定をしたことがなかったため購入してみました。

徹底入門というだけありサーバを運用していく上で
最低限必要なセキュリティ設定については書かれているのではないかなと思います。

ただ、設定の方法は書かれていますが、
セキュリティの設定が正しいかのテスト手法までは対象に入っていないです。
そのため、テスト手法については自分で考える必要がありそうです。

私のようなLinuxサーバのセキュリティ設定を行ったことがない人にとっては
良い本だと思います。


人間関係が楽になるアドラーの教え
評価 : (3.0点)

個人やチームのモチベーション管理の一環でアドラー心理学が
有効に使えるのではないかなと思って購入しまいした。

個人的にはそういった面は少なかったかなという印象です。
ただ、勇気を与える人になるとか目的思考で考えるといった点は
私の中でもなるほどと思える部分ではあったように思えます。


人間関係で悩んでいる人にとっては
何かしらのヒントになることが書いてあるんじゃないかなぁと思います。


絵で見てわかるシステムパフォーマンスの仕組み
評価 : (4.0点)

プログラムのパフォーマンスやDBのパフォーマンスといった
各レイヤごとのパフォーマンスについて書かれた本は多いと思いますが、
この書籍はパフォーマンス全体について説明がされています。

アルゴリズムの説明、パフォーマンス調査の仕方、仮想環境でのパフォーマンスなど、
パフォーマンス関連について学ぶには最適の一冊かと思います。

パフォーマンス劣化が発生した時には
サーバ上でどのようコマンドを使えば、何がわかるかという説明があり、
個人的に非常に勉強になりました。


人生が大きく変わる アドラー心理学入門
評価 : (3.5点)

最近、名前を聞くようになった「アドラー心理学」の初歩を学ぼうと思い手に取りました。

私としては下記のようなことを学びたいと思いました。
・自分自身やチームメンバーのモチベーションコトンロール、
・交渉などを行うときに有利になるもの

ですが、望んでいた内容がなかったので
要望と本の内容はミスマッチだったかなぁと思います。

ただ、アドラー心理学を全く知らない人が概要を知るためには良い本なのかなと思います。

アドラー心理学がどのようなことを範囲として、
どのように役立てられるかというのがカテゴリごとに書かれていいます。
そのため、全く知らない人の最初の一歩としては良いかもしれません。


システムテスト自動化 標準ガイド (CodeZine BOOKS)
評価 : (3.5点)

システムテスト自動化となっているので、
「AというツールとBというツールを組み合わせて・・・」
というようなことが書かれているかなと思っていました。

そうではなく、自動化テストの方法、テスト対象、効果の測定など
テスト自動化における設計全般が書かれています。
「システムテスト自動化」を成功させるために必要なことが書かれていると感じました。

具体的な技術の話はほとんど出てきていないので、
設計の考え方から実際のプロジェクトで運用するには自分で色々考える必要があります。


マイクロサービスアーキテクチャ
評価 : (4.5点)

Webサービス/Webアプリケーションを運用していくに当たって考えるべきことを
マイクロサービスアーキテクチャではどうやって解決するかと言うのが書かれています。

私自身はWebサービス/Webアプリケーションの開発・運用に携わっていますが、
「そういうの考えないといけないよね」とか
「そういうことも考える必要があるのか」と思うことが多かったです。

タイトルがマイクロサービスアーキテクチャとはなっていますが、
Webサービス/Webアプリケーションに携わる人は読むべきかなと思います。


Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
評価 : (4.5点)

良いチームを作るために、自分自身がチームの良いメンバーとなるために
どういうことに気をつけるか、どういうことを考えなければいけないか
といったことが書かれています。

リーダーとしてチームを引っ張っていく立場の人にとっては
チームを良くするためにはベースとなる考え方が学べると思います。

リーダーではない人でも自分自身がチームにとって有害ではないか
自分自身を振り返るきっかけとして良い本だと思います。

「Team Geek」となっていますが、エンジニアではない人でも得られることがある本だと思います。

すべての人にお勧めできる一冊かなと思います。


Web API: The Good Parts
評価 : (4.5点)

Webに関わるエンジニアにとっては一読の価値があると思います。

ブラウザからアクセスするWebアプリ、スマホアプリ内での通信など
WebAPIは今後(すでに?)重要となっていると思っています。

そんなWebAPIに対する設計が書かれていて、
個人的にはWebAPI設計に必要なものは全て書かれていると感じました。

WebAPIの設計知識としても使え、
WebAPIの設計に困った時の道しるべとしても使えると思います。


UIデザインの教科書 マルチデバイス時代のサイト設計-アーキテクチャからUXまで
評価 : (3.5点)

エンジニアとしてデザインの勉強をしようと思い購入しました。

デザインの素人の私にとっては勉強になることが多かったという印象です。

デザインのパターンや部品ごとに考えるべきことなどが載っていて、
WebアプリやWebサイトを構築するときは参考になるかなと思います。



デザイナーではないので、あくまで想像にはなりますが、
デザイナーの人たちにとっては基礎的な内容ばかりなのかなというのも感じました。

デザインについて学習し始めた人にはオススメできるかなと思います。


RESTful Webサービス
評価 : (3.5点)

RESTfulサービスとは何かどのように設計されるべきか
というのが書かれていて、RESTについて勉強にするには良い本だと思います。

2007年発売とかなり前のものですが、
RESTに関する部分は今でも通用する内容だと思いました。

しかし、RESTを実現するための要素技術やサンプルコードなどは
最近は名前を聞かなくなったライブラリなどが登場しています。
そのため、RESTを実現するための技術に関しては参考にならないと思いまs。

RESTの概念や基礎を学びたい人にはオススメです。


現場で使える[最新]Java SE 7/8 速攻入門
評価 : (4.0点)

書籍のタイトル通りでJava7/8に追加された内容について
非常にわかりやすく書かれています。

どういうことが書かれているというのもサブタイトル通りです。

Java6以前は触ったことあるけど、
Java7以降は触ったことないという人はオススメです。

Java6以前の内容を知っていることが前提となっていると思うので、
Java自体を知りたいという人にはオススメしないです。


Java EE 7徹底入門 標準Javaフレームワークによる高信頼性Webシステムの構築
評価 : (4.0点)

Java EE7の仕様を俯瞰するには良い一冊です。

Java EEの全ての仕様について書かれているわけではないですが、
よく使われるであろう仕様については書かれていると思います。

ひとつひとつは量が多いわけではないですが、
サンプルも実践的な内容で概要を把握するには十分だと思いました。

普段からJava EEの仕様を追いかけている人にとっては
新しい内容が少ないと思うので、
そういった人にはあまりオススメできないかなと思います。


今までJava EEを触れていない人、J2EE時代にしか触れていない人
というのは一読の価値があると思います。


APIデザインの極意 Java/NetBeansアーキテクト探究ノート
評価 : (2.5点)

APIの設計について勉強しようと思い手に取りました。

どういった設計を心がけるべきかや
APIはどのように成長していくのかなどが書かれています。

必要以上に情報や実装を公開しない(漏れ出さないようにする)
互換性とは何か?
など個人的になるほどと思うことはいくつかありました。

ただ、基本的に文字の量が多く、何が重要なのかというのがまとまっていなかったように思えます。
私の読解力が低いというのもあると思いますが・・・
そのため、私個人としてはこの本を読んで、どうすべきかという全体的な指針は得られなかったです。

文字ばかりだと理解しにくという人にはオススメしないです。


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