茶話 (岩波文庫)
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背表紙だけ見てぱっと買っちゃった。むろん「お茶」の話と間違えたのだが、実態は大正のコラム。おもしろいのはたとえば「一回の揚り高がざっと五千法(フラン)として、百五十回で七十五法、そのなかから脚本料に十二パアセントを取るとして……」オノレ・ド・バルザックの台詞である。
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