彼女のこんだて帖 (講談社文庫)

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¥550
(4.5点)

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(3.5点)
正直、恋愛小説というものがとても苦手です。作者が男性でも女性でも苦手です。
でも作ることと食べることを絡めると不思議と読める、というか
私自身恋愛と食事が強く結びついているように思っているので、こういう小説なら読めるみたいです。
登場するカップルに夫婦が多かったのも読みやすかった要因かも。

連作短編で、登場人物が少しずつリンクしているので、物語世界がじわじわ広がる感じが楽しいです。
失恋したり繋ぎ止めたり始まったり、その中で料理自体がスパイスのように効いています。

ただ角田光代と私の料理の趣味があんまり合わなかったので星は3つ半。

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(5.0点)

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